国内でも指折りの温泉地として知られる城崎温泉。志賀直哉の小説「城崎にて」を読んだことをきっかけに、訪れてみたいと感じた方も多いのではないでしょうか。ここでは城崎温泉での食べ歩きについて、定番グルメからスイーツまで幅広くご紹介します。
目次
城崎温泉食べ歩きの定番！
海の幸＆山の幸を手ごろな価格で味わう
城崎温泉を訪れたらぜひ味わいたいのが、日本海で水揚げされる新鮮なカニや甘海老、アジなどの海の幸です。食べ歩きでは「ふるや物産展」で販売されている、カニ入りの「カニ棒」が手軽に食べられておすすめです。注文するとその場で揚げてもらえますので、出来立てが味わえます。「チーズ」や「じゃがバター」など種類も豊富なので、お好みのものを選ぶのも楽しみですね。また、お土産を選びながら気軽に立ち寄れるのは、リアルなカニの看板が目を引く「いなば鮮魚」です。鮮魚店が運営しているため、手頃な価格で新鮮な魚介類が食べられるのが特色です。食券方式なので手軽に注文ができ、丼物や単品メニューが充実しているので、海鮮丼やカニなど地元グルメを気軽に味わえるのが嬉しいですね。さらに、城崎温泉の山の幸でぜひ味わっておきたいのが但馬牛です。城崎温泉駅前にある「城崎珈琲倶楽部」の「但馬牛バーガー」は、噛むと肉汁があふれてきて野菜との相性も絶妙です。
食べ歩きグルメにスイーツで女性の方も大満足
湯めぐりや散歩で気軽に立ち寄れるスポットが充実
温泉街をテクテクと歩きながら、手軽に味わえるグルメとしておすすめなのが「但馬牛DELICA茶屋」です。丹波牛を使った「メンチカツ」や「但馬牛まん」、カニを使った「城崎蟹まん」が販売されています。手頃におやつ感覚で楽しむことができますし、カニと但馬牛をその日の気分で選べるのも嬉しいですね。また、湯めぐりで冷たいものが食べたくなったときには「城崎スイーツChaya」がピッタリです。濃厚なソフトクリームをはじめ、あっさりとしたジェラート、チーズケーキに加えて本わらび餅パフェなどがあり、メニューが充実しています。時間にゆとりがあれば、お店で温泉たまごをつくって出来立てを味わうこともできます。城崎温泉の食べ歩きでもうひとつおすすめなのがプリン。「円山菓寮 城崎店」では「湯あがりぷりん」が販売され、3層のなめらかな口あたりが人気を集めています。プリンはテイクアウトのほか、イートインコーナーで食べることもできます。店内には「かりんとう」も販売されていて、お土産に買い求める人で賑わっています。
お風呂上がりに地ビールで乾杯！
気分や季節によって選びたい4種類の地ビール
城崎温泉では、麦芽100％の地ビールを味わうことができます。1997年からスタートした地ビールは、城崎のおいしい水を活用するとともに、地元食材との相性も考慮されています。現在販売されている商品は4種類あり、ひとつ目はチェコ産のザーツホップをたっぷり用いた「ピルスナー（空のビール）」で、すっきりと飲みやすく、コクのある味わいです。2つ目は「スタウト （黒のビール）」で、カラメルフレーバーとローストした麦芽の絶妙なバランスが楽しめます。3つめは目「ヴァイツェン （川のビール）」で、小麦麦芽を使ったフルーティーな味わいが口の中に残ります。最後が「カニビール （雪のビール）」で、甘めの味わいがカニ料理や鍋料理などとよく合います。カニビールはアルコール度数がやや高めなため、体がポカポカと温まりますよ。城崎温泉の「城崎町屋地ビールレストラン グビガブ」は、出来立ての地ビールと地元のグルメを楽しめるお店です。店内にはテーブル席とカウンター席があり、お風呂上りに浴衣のまま立ち寄ることができます。
海の幸と山の幸、どちらも楽しむことができる城崎温泉には食べ歩きのスポットが豊富にあり、どこにしようか迷ってしまうほどです。湯めぐりや散歩のついでに気軽に立ち寄ることができますので、そぞろ歩きを楽しんでみてはいかがでしょうか。