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有馬温泉に行ったら買うべきおすすめの人気お土産(お菓子編)

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日本最古の温泉であり、現在でも日本の3大温泉地のひとつに含まれる有馬温泉は、世界的にも珍しい多くの成分が含まれている温泉です。「太閤秀吉」に愛された名湯としても大変有名です。この有馬温泉には、さまざまな美味しい名産品があります。温泉ならではのお菓子が有名で、お土産にもおすすめです。今回はそのなかでも、特におすすめの「炭酸せんべい」「金泉焼」「酒饅頭」の3つをご紹介しましょう。

絶対にはずせない有馬温泉のお菓子のお土産:炭酸せんべい

無添加だから愛される!

有馬温泉のお土産で、最も有名なもののひとつに挙げられるのが「炭酸せんべい」でしょう。明治40年に登場して以来、ずっと有馬温泉のお土産の代表格として名を馳せています。この炭酸せんべいは、有馬温泉の泉質のひとつである炭酸泉を利用して作られたおせんべいです。有馬温泉の温泉には炭酸が多く含まれており、白いタオルが茶色く染まってしまうほど。山から湧き出た天然の炭酸水を使って作られるのが、この炭酸せんべいです。おせんべいといっても、普段私たちの多くが目にするおせんべいとは異なり、モナカの皮のような淡い色をしていて焼型の文様が表面についています。小麦粉を炭酸水で溶かし、砂糖と塩で味付けして作られます。炭酸水の効果で軽い食感に仕上がっており、甘味も控えめな素朴な味わいが特徴的です。無添加で、アレルギーの原因にもなる卵やバターなどが使われていないので、万人受けするお土産ともいえます。フワッとした優しい食感の虜になってしまう人も多いでしょう。この炭酸せんべいはさまざまなお店で作られていますが、それぞれのお店によって甘味や味わいが異なります。プレーンのほかにも白ゴマ入りや青のり入り、イチゴやチョコレート、抹茶、しょうが、バニラなどのさまざまなクリーム系の炭酸せんべいが楽しめるのも嬉しいですね。
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くせになる有馬温泉のお菓子のお土産:酒饅頭

酒粕の香りがたまらない一品

温泉地に行ったら「温泉」を象徴するようなメニューを楽しむ、という人もいるのではないでしょうか。温泉街のグルメには、温泉たまごや温泉粥、地獄谷プリンなどさまざまなものがあります。お饅頭も温泉地を代表するグルメのひとつですね。有馬温泉のお饅頭といえば、独特の「酒饅頭」でしょう。白くてフワフワとした柔らかい食感の皮には山芋と黒砂糖が使われており、ほどよい甘さに仕上げられています。ひとくち頬張ると、かすかに酒粕の香りが漂ってきます。お饅頭の中には、きめの細かいこし餡がたっぷりと詰まっていて、幸せな気分になります。なんといっても、蒸し器から取り出して出来たてホカホカの状態でかぶりつくのが1番です。しかし、この美味しさを是非とも持ち帰って味わいたい、という人のためにお土産のパックも用意されています。電子レンジか蒸し器で温めてホカホカにすれば、現地の味が楽しめます。甘党の人でも、酒好きの人でも喜んでもらえる、おすすめのお土産のひとつです。
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神戸コレクション認定の有馬温泉のお菓子のお土産:金泉焼

香り高さと癖になる食感

2009年に有馬温泉のお土産界に登場した、新しい名産品が「金泉焼」です。このお菓子は、有馬温泉の泉質のひとつである金泉を参考に作られています。黄金色の湯が特徴的な金泉は、「太閤秀吉」が湯治のために度々足を運んだことでも知られています。この金泉は、塩分を多く含んでいることが特徴的なので、金泉焼はそれをモチーフに甘味と塩気を共存させた味わいを楽しめるようになっています。ひとくち口に入れると、みたらし団子を思わせる醤油が練りこまれたモッチリとした食感の生地が飛び込んできます。生地の中に包まれている餡には十勝小豆が使用されていて、外側のしょっぱさに負けない甘味の強いこし餡になっています。美しい黄金色に焼きあがった金泉焼は、見た目の美しさと日本人の味覚にマッチする甘しょっぱさで人気のお菓子です。お茶うけにもお酒のお供にもぴったりですので、お土産にも喜ばれるでしょう。フライパンで温めても、冷やして冷菓としていただいても良いですね。
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有馬温泉には、温泉ならではのグルメである酒饅頭や、炭酸水を使用した炭酸まんじゅう、金泉をモチーフにした金泉焼など、有名なお菓子があります。温泉街を歩きながら召し上がるもよし、お土産にするもよし、温泉が生み出したグルメを是非、堪能してみてはいかがでしょうか。

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