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温泉街でリラックスしたい?それなら湯田中渋温泉郷に行ってみよう!

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情緒ある温泉街に滞在して心身ともにリラックスしたいなら、長野県下高井郡の湯田中渋温泉を訪れてみてはいかがでしょうか。単純温泉と塩化物泉の2つの泉質を持つ渋温泉は、体を芯から温めてくれることでしょう。

☆渋温泉の味わい深く渋い歴史

渋温泉の歴史は古く、700年ごろ奈良時代の僧侶であった行基が発見したとされています。徳の高い僧侶に発見されたので、心なしか入浴するとありがたい気持ちが湧くかもしれません。また戦国時代には、たくさんの隠し湯を持つ武将武田信玄によって、川中島の戦いで傷ついた兵士たちを療養させていたという歴史もあります。江戸時代には葛飾北斎をはじめとする数多くの文化人がこの湯を訪れたようで、渋温泉は深い歴史と幅広い人々に愛された温泉なのです。

☆どこか懐かしい渋温泉郷が醸し出す雰囲気

渋温泉の温泉街は、夜間瀬川支流の横湯川沿いに形成されています。夜は明かりがぼんやりと灯り温泉街が美しくライトアップされるので、渋温泉郷に泊まるならぜひ夜の温泉街を歩いてみましょう。横湯川沿いには大型の宿泊施設が立ち並んでいますが、その他にも、苦(九)労を流すといわれる9個の外湯めぐりが楽しめるのが渋温泉の特徴です。9個の浴場にはそれぞれ朱印が置いてあり、全てを集めた後、温泉巡りをしたときに使用した手ぬぐいを持って大湯前にある高薬師に参拝すると、満願成就するという言い伝えがあります。温泉で癒されながら願い事も叶うというのは、至れり尽くせりなのではないでしょうか。

☆和の心を愉しむ渋温泉春蘭の宿さかえや

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さかえやは平成26年の4月にリニューアルした、隅々までおもてなしの心が行き届いている温泉宿です。長野県の工芸家たちとコラボレーションしてしつらえた内装は、モダンでありながらも落ち着いて上品な雰囲気を漂わせています。温泉は泉質の異なるふたつのお湯をミックスしており、テイストが柔らかいお湯に仕上がっています。季節によって期間限定のお湯が楽しめるので、季節を変えてなんどもリピートしたくなってしまうことでしょう。

☆一茶のこみち美湯の宿

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文人小林一茶が愛したとされる湯田中渋温泉の名湯を今に伝える一茶のこみちの浴場には湯守がいて、お湯の管理を徹底して行っています。質の高い源泉掛け流しのお湯を味わいたいのなら、湯守のいるこの温泉に浸かるのが近道でしょう。お湯は神経症や冷え性、疲労回復などに効能があるので、男女の別なく誰からも喜ばれています。また、一茶のこみちの魅力は温泉だけではなく、色とりどりの美しくも美味しい料理にあります。食材は国産のもので天然素材にこだわっているので、グルメ愛好家が行っても充実した時間を過ごせる宿です。

☆湯田中温泉あぶらや燈千

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浴場から信州の山並みを見渡すことができる絶好のロケーションにあるあぶらや燈千の大浴場のお湯は、弱アルカリ塩化物泉で筋肉痛や関節痛などによく効きます。展望露天風呂には貸切のものもあるので、家族や友人と憩いのひとときを堪能できるでしょう。低温サウナやマッサージルームもあるので、さまざまな方向からリラクゼーションを楽しめます。
湯田中渋温泉郷は、どこか懐かしくノスタルジーで情緒的な雰囲気の味わいある温泉街です。熱い源泉から流れてくるお湯に浸かれば、体だけではなく心まで温かくなることでしょう。

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