兵庫県北西部の山陰地方にある湯村温泉は豊かな自然に囲まれた場所にあります。温泉だけでなく周辺にあるホテルや旅館も緑が豊かで静かな雰囲気を醸し出しているので、ゆったりした時間を過ごせるでしょう。
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☆豪快な荒湯とゆったりした足湯が魅力
湯村温泉は、平安時代の嘉祥元年、山陰地方を通った慈覚大師によって発見されたとされる歴史ある古湯です。この温泉の元湯は98度のお湯が1分間に470リットルも出ていることから荒湯と呼ばれています。また高温の温泉としても知られており、お湯の中にたまごを入れて温泉たまごを作ったり、イモ、野菜、カニなどを茹でたりしている人の姿はこの温泉の風物詩だと言えるでしょう。湯村温泉の名物である荒湯の他に足湯があります。この温泉付近に流れている春来川沿いにふれあいの湯と呼ばれる足湯が3か所設けられているのです。座りながら足にお湯をつけながら、温泉の雰囲気やまわりの風景を楽しむことができるでしょう。またお湯に足をつけながら人との会話を楽しむ人も少なくありません。湯村温泉のお湯に含まれている成分はナトリウム、塩酸水素塩、硫酸塩泉、塩化物などで神経痛、関節痛、慢性消化器病、痛風、肥満症、健康増進などに効能があります。また肌の再生力を強める効果もあり、老廃物を取り除き、傷口をすぐおさえたりすることも可能です。
☆スキー自然、散策を楽しめます
湯村温泉から6キロ程度離れた場所にスキー場のある但馬牧場公園があります。スキーはもちろん動物とのふれあいやそばうち、バーベキューなどを楽しめるのが特徴です。また25キロほど先には複数の有名な滝をお目にかかれる上山高原があります。上から下へ豪快に落ちる水を見ながら、緑が多くて静かな雰囲気を堪能できるのが魅力だと言えるでしょう。動と静を一度に味わえる上山高原も湯村温泉とセットで楽しみたいですね。それから湯村温泉から自動車で15分ほど走らせたところにある田君川バイカモ公園があります。5月から7月にかけて、白くて美しい花をつけるバイカモが水面全体に咲き誇ります。バイカモ一面となっている場所で自然散策を楽しむことが可能です。
☆和の雰囲気を味わえる湯村温泉朝野家
茶道、華道、香道の3つの道を基本としてお客さんを迎えてくれます。館内には近江八景屏風図や日本のトリック的描写などが飾られておりどこか和の雰囲気を感じることができるでしょう。また部屋に入室する前、抹茶を飲みながらくつろぐことができ、ゆったりした気分になれます。季節に応じた軽い演出を楽しめるのも魅力の一つです。朝野家の客室は一般客室と露天風呂付客室の2種類ありますが、温泉に入る目的で利用するのであれば後者がおすすめですね。露天風呂に入り、まわりの静かな景色を眺めながら過ごす時間は最高のひとときだと言えるでしょう。また家族やカップルは自分たちだけの空間で楽しめる貸切風呂も利用できます。
☆150年以上の歴史を誇る城崎温泉西村屋本館
西村屋本館の部屋は和の風情があふれ、日本の伝統を感じさせます。一般の露天風呂付客室である飛鳥の間と初音の間、ワンランク上の特別室である松の間、特別の露天風呂付客室である蓬莱の間と観月の間の3種類の部屋が用意されています。また3つの趣があるお風呂もいろいろな感覚を楽しめるのでじっくり満喫できるでしょう。それから旅館で出される料理も日本海で取れた新鮮な魚を使用したもので、素材は申し分ありません。
☆大自然に囲まれ、和と洋の両方を楽しめる城崎温泉西村屋ホテル招月庭
森林に包まれ、美しい雰囲気の中にある西村屋ホテル招月庭には和室と洋室の両方を取り揃えています。和室には露天風呂がついた一般室と特別室、和の雰囲気と洋の雰囲気が合わさった和洋室があります。一方洋室にはコンフォートツイン、ユニバーサルツインと上級クラスのコンフォートスイートの3タイプが用意されています。
豪快さとゆったりした二つの温泉を味わえ、他の人と交流を深められるのが湯村温泉の魅力です。湯村温泉の周辺には自然の静かな環境の中で和の雰囲気を味わえるホテルや旅館があります。湯村温泉を利用する際、ホテルや旅館でのひとときは一つの楽しみとなるのではないでしょうか。